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第7回セミナー

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ブログの更新に時間が空いてしまいましたが
毎月定期的に行っておりますセミナーの内容をブログにて
紹介させて頂きたいと思います。




エイワは、去る六月一八日、第七回セミナーを開催致しました。
今回も四〇名を越える方々にご参加をいただき、
盛況のうちに終了致しました。
今回のメインは高齢者の資産運用の相談について
「老後のあれこれ」という標題で警察庁OB
で大手信託銀行審議役の内山直人様の、
軽妙な語り口の楽しい講演をいただきました。
内山様の話の要点
一資産について
●給与所得者と年金生活者の違い。退職後の三つのパターン
一つは、再就職をしてそれに今まで貯めた資産を加えて生活する人。
二つは、公的年金と自助努力をする人。三つは、公的年金オンリーの人。
いずれにしてもボーナスがなくなり右肩下がりの生活にならざるをえません。
●考えるべきこと
①定期預金があるからと安心している人がいますが、
定期預金は、元本保証、額面保障で価値の保障ではありません。
インフレにより、一〇年後に一千万円が九〇五万円の
価値になる可能性があります。
②投資と投機と資産運用が大切
投資というのは、経済成長に期待してお金を投入することで、
投機というのはタイミングよくお金を投入すること、
資産運用というのは、どこでどうお金に働いてもらうかと言うことです。
これらのことを考えておかないと高齢者のお金は見る間に減っていきます。
③スク許容度という言葉があります。
これは持っているお金のうちいくらまで投資や投機にまわせるか
ということで、百―年齢=%となります。
例えば八〇歳の方が百万円持っているとすると
百万円―八〇歳=二〇万円となり、二〇万円以内では
リスクを冒してもお金を動かせるということになります。
④お金のことはよく分からないという人のキーワードは、
a専門家に任せる。
これは、証券会社が運用してくれるファンドラップというのに
五〇〇万円を預けると、その基礎金額のうえに積み足しができ、
それを金融関係に長じた専門家が運用して益を出し、増やしてくれる。
b非課税を利用する。
これについては、ニーサ(NISA)が昨年から始まり、
一年間で八二五万人が口座を作りました。
一人一〇〇万円の範囲内で株などの取引をした場合、
通常ですと売却益に対して二〇・三一五%の税金が
かかるものが無税となるものです。
非課税についていえば、
一五〇〇万円まで無税となる教育資金贈与、
一〇〇〇万円まで無税となる結婚、子育て支援信託がありますので
これらのことを念頭に置いてお金を動かすことが大切です。
二相続・遺言・贈与について
●遺言には自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言あり、
それぞれに特徴を持っていますので専門家によく相談してみる。
子どもがいない人や一人だけに多くやりたい人などは遺言にして
意思表示をしておくことが大切です。
●相続(遺産整理)について
税制改正があり、本年より基礎控除八千万円が四千八百万円になりました。
課税の範囲が広くなり、都心にちょっとした不動産を
持っている人はこの枠に引っかかります。
また、遺産分割協議書に一人でも反対があって
署名が出来ないと遺産分割はできません。
家族制度が崩れている昨今、皆が平等だと主張し、
こんなに介護をしたのだからもっと貰って当たり前という人も
出てきて相続が争続となることも多いようです。

続きます。


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